ジブチ共和国のイスマイル・オマール・ゲレ大統領閣下は、2017年5月24日「ドラレ多目的港」の開港に立ち会った。この多目的港湾の試運転によって、雇用創出や関連事業の多様化、その他社会開発が促されるとされている。

共和国大統領のイスマイル・オマール・ゲレ閣下は、ドラレ多目的港(DMP)の公式新規事業の先頭に就いており、開業式には、ジブチを公式訪問したソマリア大統領のモハメド・アブドゥライ・ファルマージョ閣下と大統領夫人、国連開発基金の理事長、政府高官、議員、ならびに市民と軍隊が参加した。

港湾インフラの主力となるジブチ多目的港の開港は、物流と運送のためのハブになろうとする国の決意を示しており、関連事業とその他社会開発のための事業を多様化させ、雇用を創出する。

アフリカの角における海上貿易の変化
690ヘクタールあるこの港は、10万ものTPL船舶受け入れが可能な超最新式設備を整備しており、当プロジェクトは将来の国の発展に対し、新しい展望を与えるとされている。現場では2015年に建設が始まり、推定5億9千万米ドルが港湾局、ジブチ・フリー・ゾーン、ならびに中国招商局港口(SCHL)によって合同融資された。この最新港の設備は、中国企業ZPMCによって製造され、既にいくつかの海上艦艇によって使用されている。

拡大するハブ
ジブチ多目的港は、他4つの新港湾と、天然液化ガス工場、石油ターミナル、2つの新空港建設を含む、一連の大型プロジェクトの最後のものである。これらは、地域内のプラットフォームおよび商業の中心としての役割を果たすために、ジブチの能力を大幅に拡大させるとされている。さらに、エチオピア首都とジブチ港をつなぐ、752kmにわたる鉄道も敷設されている。

ジブチは、アジア、アフリカ、ヨーロッパをつなぐ国際貿易路の中心に位置しており、その港は、年に3万近くもの船舶が通過する、世界で最も多くの国が行き来をするための門戸のひとつとして役割を果たしている。そのなかで、全体の59%をアジアの製品が、21%をヨーロッパが、そして16%を他のアフリカ各国が占めている。

港湾局とフリーゾーンの理事長である、アブバカル・オマール・ハディ氏は、開港式にて、「世界クラスのインフラのおかげで、ジブチは、大陸の主要貿易地としての役割を再び明示している。より技術が発達した大陸内の国々の中で、主要インフラプロジェクトを建設し、実行する能力を世界に対し自信を持って見せることができる。」と述べた。